書籍一覧

  • 相談する力

    一人の限界を超えるビジネススキル

    事業やプロジェクトをしていると、必ず行き詰る場面があります。そんな時、業界や職種を問わず行き詰りを打破できる最強のビジネススキルが「相談する力」です。一般的に相談と聞くと“報連相”をイメージしますが、それとは一線を画します。「思い通りに進めるため」ではなく「思い込みを外すため」を目的に相談。相談相手とは「タテの関係」ではなく「ヨコの関係」になって正解ではなく“共感”を生んでいきます。そして、課題を解決するのではなく、ネクストアクションを見つけることで物事を前に進めていけるのです。

    A5変形判 並製、本体価格:1800円+税

    ISBN:978-4-909934-04-8

  • [著者]
    山中 哲男

    1982年兵庫県生まれ。事業開発、事業戦略立案を専門としている。新規事業開発支援、既存事業の戦略立案をハンズオンで支援するトイトマを創業し、代表取締役に就任。同時期、米国ハワイ州にて日本企業に対し、海外進出支援、店舗M&A仲介にも従事し、丸亀製麺の海外1号店などを支援。地域開発の新たなファイナンススキームを構築し展開するため、NECキャピタルソリューションと共にクラフィットを創業し代表取締役に就任。ヒューマンライフコード、ダイブ、バルニバービ、フィット、ミナデインの社外取締役も務める。大阪・関西万博2025での様々な取り組みをレガシーとして残すため、経産省、内閣官房、博覧会協会と連携し、支援チームを発足。

  • 進化思考 [増補改訂版]

    生き残るコンセプトをつくる「変異と選択」

    進化思考──それは、生物進化のように変異と選択を繰り返し、本来だれの中にでもある創造性を発揮する思考法。イノベーションを体系化した本として「第30回山本七平賞」「Penクリエイター・アワード2022特別賞」などを受賞し、3万部発行となった『進化思考』が、著者のさらなる探究と監修者協力のもと、全面改訂・大幅増補!

    A5変形判 上製、本体価格:3000円+税

    ISBN:978-4-909934-03-1

  • [著者]
    太刀川 英輔

    デザインストラテジスト、NOSIGNER代表、JIDA(日本インダストリアルデザイン協会)理事長、WDO(世界デザイン機構)理事。明日の希望につながるプロジェクトだけを手掛けるデザインファームNOSIGNERの代表として、気候変動の緩和や適応、再生可能エネルギー、防災、地域活性などの社会課題に取り組む。建築、プロダクト、グラフィックなどを越境する総合的なデザイナーとして、国内外で100 以上のデザイン賞を受賞。また多くの賞の審査員を歴任する。生物の適応進化から創造性の本質を学ぶ「進化思考」を提唱し、第一版の本書(2021年出版)において人文科学分野を代表する学術賞「山本七平賞」を受賞。2021年には日本で最も歴史ある全国デザイン団体JIDA(日本インダストリアルデザイン協会)の理事長に就任。2023年からは国連の諮問機関であるWDO(世界デザイン機構)の理事を務める。

  • スローフード宣言

    食べることは生きること

    半世紀前——カリフォルニア州バークレーの小さなレストランから「おいしい革命」は始まった。料理人であり活動家、“オーガニックの母”アリス・ウォータースが、生涯のテーマであるスローフードの世界観についてファストフードの世界観と比較しながら初めて語る。加速しすぎた社会をスローダウンするために、私たちは「どう食べて、どう生きるのか」。スローフードは、お金と時間をかけた丁寧な食事を指すのではない。食べることを通じて、“人や自然の生かし合うつながり”を取り戻し、楽しく豊かな世界をつくる方法といえる。

    四六判 上製、本体価格:1800円+税

    ISBN:978-4-909934-02-4

  • [著者]
    アリス・ウォータース(Alice Waters)

    アメリカで最も予約が取れないと言われるレストラン「シェ・パニース」のオーナーであり、世界中にスローフードを普及させ、「おいしい革命」を引き起こした料理人。1971年にカリフォルニア州バークレーでレストランを開業し、地産地消、有機栽培、食の安全、ファーマーズマーケットなど、今や食のトレンドとなった重要なコンセプトを実践、それはスローフード革命として世界中に広がった。ライフワークの一つとなっている「エディブル・スクールヤード(食育菜園)」は、学校の校庭で生徒が作物をともに育て、ともに調理し、ともに食べ、生命(いのち)のつながりを学ぶという取り組みで、子どもたちの人間としての成長を促す機会となっている。この活動は「エディブル教育」に発展し、日本にも広がっている。

  • [訳者]
    小野寺 愛

    国際交流NGOピースボートに16年間勤務し、世界中を旅する中で「グローバルな課題の答えはローカルにある」という答えを得て、一般社団法人そっかを共同設立。海と森を園庭とする保育施設「うみのこ」や小学生放課後の自然学校「黒門とびうおクラブ」を運営中。2018年にアリスが来日した際に通訳を担当。日本スローフード協会三浦半島支部代表、エディブルスクールヤード・ジャパンのアンバサダー。

  • 「わかりあえない」を越える

    目の前のつながりから、共に未来をつくるコミュニケーション・NVC

    原著『SPEAK PEACE in a world of conflict』は2005年にアメリカで出版され、著者が亡くなった現在でも、大切に読み継がれています。著者が体系化した「NVC(Nonviolent Communication)」という手法は、今やアメリカだけでなく、世界中で共感を呼び、企業・政府・学校・家庭などあらゆる場面で、本質的なつながりを形成するために役立てられています。亡き著者の息づかいが感じられる核心を捉えた一冊が待望の邦訳化。

    四六判 並製、本体価格:1900円+税

    ISBN:978-4-909934-01-7

  • [著者]
    マーシャル・B・ローゼンバーグ

    NVC(Nonviolent Communication)の提唱者であり、国際的な平和推進組織CNVC(Center for Nonviolent Communication)の設立者。世界中を飛びまわり、数百におよぶ地域コミュニティー、国際会議、戦争で疲弊した地域などでNVCを伝える活動を精力的に続けてきた。治安の悪かったデトロイト近郊で育つなかで、暴力に代わる平和的な選択肢を提供する「新しいコミュニケーションのかたち」に強い関心を抱くようになった。カール・ロジャーズに師事し、1961年ウィスコンシン大学で臨床心理学の博士号を取得。その後の人生経験と比較宗教研究を通じて、NVCのプロセスを開発した。1984年CNVCを設立。現在、世界70以上の国で数百名のCNVC公認トレーナーが活動している。著書に、『NVC―人と人との関係にいのちを吹き込む法』(日本経済新聞出版)など。

  • [訳者]
    今井 麻希子、鈴木 重子、安納 献(写真左より順)

    CNVC認定トレーナー
    誰もが大切にされる世界をめざして、個人・組織・社会などさまざまな領域で、人々が「わかりあえない」状況を越えて、共に生きることを可能にするための実践や対話をサポートしている。

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TEL 03-5773-0193FAX 03-5773-0194
bookorder@eijipress.co.jp

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海士の風について

どんな出版社か?

「海士の風」は、島根県隠岐諸島の一つ「海士町(あまちょう)」に生まれた出版社です。 離島という土地柄、過度な情報や一時的な流行に左右されずに純粋に出したい本を出せる。また、小さな出版社なので一年間で生み出すのは3タイトルにします。だからこそ、心から共感し、応援したい著者と「一生の思い出になるぐらいの挑戦」をしていきます。

僕は人と人、人と自然の温かい関係性ある未来をつくりたい。笑顔で挨拶をして、困ったら助け合い、お祭りなど地域の文化が継承される。資源は枯渇せず、大自然の中で思いっきり遊ぶことができ、美味しい自然の恵みもいただける。そんな未来を。

そう思い、人口2300人の島・島根県の海士町に移住して、新たな社会モデルをつくり世界に広げようと2008年に起業しました。島には少子化、高齢化、財政難などの課題が押し寄せていますが、色濃く残る温かい関係性を活かし島内外の仲間と挑戦し続ける日々から、明るい未来の兆しが見えます。

社会から課題がなくなることはない。不確実性が増した世界では未だ経験したことのない課題も生まれる。そんな時代に変化を恐れず、人々が幸せに暮らせる新たな社会をつくっていきたい。温かい関係性があれば、どんな困難がこようとも、人々は助け合い、自然と共存しながら解決につながる道を探し出していけると僕は信じています。これから築くべき持続可能な社会とは、人と人、人と自然の温かい関係性が広く、そして深く根づく社会ではないでしょうか。

辺境の島から、新しい出版社を立ち上げます。「海士の風」は、温かい関係性が高まる叡智を世界中から見出し、書籍として地域や社会課題の現場で奮闘する人たちに届けます。そして実践する人を増やすことで、持続可能な新たな社会をつくっていきたい。海士から世界へ、世界から海士へ、吹きわたる風でありたい。

僕たちの挑戦が、未来世代の幸せな日々に役立てられることを信じて。

2019.12.1
海士の風 発行人
阿部 裕志

どんな広げ方をするか?

  • 本の理念を体現できているか?

    私たちはプロモーションを通じて本の理念を体現していきます。

  • 熱量の高い人が集まっているか?

    一人ひとりの共感の熱量が、大きな社会インパクトに繋がると信じています。

海士の風の根っこを
つくる7人

離島・海士町に出版社をつくるために、島を越えて所属も経験も異なる多彩なメンバーが集まりました。この7人で「海士の風」の根っことなる出版コンセプトやメッセージをつくってきました。ここから出る本がどのように多くの人に届いていくのか、私たち自身も楽しみです。

  • 出版業ほど東京に集中している産業はない。そんなもっとも中央集権的だと思われていた業界、しかも斜陽と言われる業界に、島根県の離島にある小さな会社が、新たに参入する。この面白さに魅かれて参画しました。イノベーションは異端から生まれることを証明したいと思います。

    岩佐 文夫

    fumio iwasa

    フリーランス

    大阪生まれ、東京育ち。ビジネス書編集者を30年勤め、雑誌「ハーバード・ビジネス・レビュー」編集長を歴任。現在はフリーランスで企業や団体の事業コンセプトや組織コンセプトに携わる。海士町訪問はまだ2回。

  • 不透明で複雑さを増す時代の中で、少しでも見晴らしのいいところに出られるような、そんな本が出版されることを願っています。

    香庄 謙一

    kenichi kasho

    フリーランス

    大阪生まれ。人の想いから想いへと旅をし、デザイン・写真・コーチングを通して、その想いを実現するお手伝いをしています。本が好きなので装丁デザインが密かな夢。

  • 資本金300万円で20年前に自宅で創業した英治出版。この間に蓄えてきた経験、人脈を駆使して応援したい出版社が隠岐の離島から立ち上がろうとしている。20年前にはできなかったこと、考えられなかったことを、いまこの仲間たちと創る出版社で実現していきたい。

    原田 英治

    eiji harada

    英治出版株式会社 代表取締役

    2018年4月から2019年8月まで、海士町親子島留学生として家族で島に滞在。埼玉生まれ、埼玉育ちながら、新たに磯遊び、アジ釣りが趣味に加わる。自称非公認海士町親善大使。

  • 辺境からの出版事業立ち上げという無謀なチャレンジに共感し、プロジェクトに参画しました。遥か昔から存在すると同時に急激な変化に見舞われている出版業界。このカオスの中に、きっと誰もまだ見たことのない世界があるはず。この荒波の航海をともに楽しみましょう!

    ポン真鍋(眞鍋邦大)

    kunihiro manabe

    株式会社四国食べる通信 代表取締役

    生まれも育ちも香川県高松市。大学入学を機に上京し、東京で14年弱を過ごす。2012年、外資系金融機関を退職し帰郷。小豆島で島おこしに携わったのち、編集長として「四国食べる通信」創刊。現在は神戸に拠点を移し、フードビジネスの研究者と事業家の二足のわらじを履く。通称ポンさん。

  • 海士町で起業して12年。全国津々浦々の地域や霞が関、大企業など、それぞれの現場で社会を良くしようと活動するたくさんの仲間と出会ってきました。そんな仲間たちに役立てる本をつくり、温かい関係性を大切に届けていきたい。

    阿部 裕志

    hiroshi abe

    株式会社風と土と 代表取締役

    愛媛生まれ愛知育ち。京都での大学生活でアウトドアや旅を楽しむ。トヨタ自動車で働く中で現代社会のあり方に疑問を持ち、2008年海士町に移住、起業。神楽を舞い、素潜りを楽しむ島暮らしが好き。著書『僕たちは島で、未来を見ることにした』(木楽舎)

  • 著者の情熱を届けたい。読者の実践を応援したい。本は世代を繋ぐバトン。情熱と実践を通じて、常識を覆す挑戦を続ける海士町にいる僕らだからこそできることがあるはず。どんな世の中であったとしても、希望が見える本を出版していきます。

    長島 威年

    taketoshi nagashima

    株式会社風と土と 取締役

    東京生まれ。7歳までアメリカで過ごす。帰国後は東京育ち。大手総合人材サービス企業にて営業・編集・CRMマーケティング・組織開発/人材開発等に従事。2020年に退職し、海士町へ移住。海と風をこよなく愛する。

  • 子供の頃から本が好きで、本がどうやって出来上がるのか不思議に思っていたので、わくわくしながら、興味深く関わらせてもらっています。外国の暮らしや文化、先住民の口承物語などにも興味があります。世界中に伝わる知恵を探して、紹介していきたいと思います。

    萩原 亜沙美

    asami hagiwara

    株式会社風と土と

    大阪府吹田市で生まれ育つ。立命館大学を卒業後、京都で「NPO法人 場とつながりラボ ホームズビー」の立ち上げに携わる。2010年から海士町に移住し、現在は「海士の風」のプロデューサー。3児の母。