私ども海士の風が2021年4月に出版した『進化思考』(太刀川英輔著)に対し、本書に記載されている内容に、① 事実と異なる記述および誤植 ② 学術的な知識の誤りや著者の解釈による不適切な文章表現が見られるというご批判とご指摘を頂戴しております。
著者の太刀川氏と話し合いを重ね、この件をどう受け止め、何をすべきかを考えて参りました。
今回、ご批判とご指摘を頂戴した要因は、本書の編集過程での専門家による確認を行わなかったことにあります。現在、いただいたご指摘も踏まえ、専門家・校正者の協力のもと全ページの内容確認を行っており、今後は以下対応を進めて参ります。
まずは2022年11月末を目途に、「① 事実と異なる記述および誤植」に関する正誤表を弊社のホームページに掲載し、準備が整い次第、販売する書籍にも別紙正誤表を挿入します。次に、「② 学術的な知識の誤りや著者の解釈による不適切な文章表現」に関しましては、複数の専門家の確認を行いながら学術的知見と整合性がとれた文章表現、注釈や補足説明、参考文献の追加等を検討し、本書改訂版の制作を進めます。
本書に関してご批判とご指摘を下さった皆様には、本書の問題点に気づくきっかけをいただき、また自分たちの未熟さを痛感させていただき、今後の姿勢を正す契機をいただいたことを、心より感謝申し上げます。
弊社が『進化思考』の出版を決めた背景には、太刀川氏の「誰しもが創造性を発揮することができると信じている。生物の進化からヒントを得たその思考法を自分だけに閉じるのではなく、広く社会に伝えて世の中に貢献したい」という想いに共感し、応援したいという気持ちがあります。一方で、本書が一般の人に向けた創造的な思考法に関する本であるとはいえ、学術上の知識を援用する場合、その正確性や信頼性をないがしろにしてよいとは考えておりません。
今回の教訓を本書に留まらず、今後出版するすべての本に活かし、みなさまの信頼を回復し、社会に必要とされる出版社になるよう日々の活動を積み重ねたいと考えております。
2022年9月16日
海士の風 代表 阿部裕志取締役/広報担当 長島威年
書籍『進化思考』に寄せられた
ご批判・ご指摘について
私ども海士の風が2021年4月に出版した『進化思考』(太刀川英輔著)に対し、本書に記載されている内容に、① 事実と異なる記述および誤植 ② 学術的な知識の誤りや著者の解釈による不適切な文章表現が見られるというご批判とご指摘を頂戴しております。
著者の太刀川氏と話し合いを重ね、この件をどう受け止め、何をすべきかを考えて参りました。
今回、ご批判とご指摘を頂戴した要因は、本書の編集過程での専門家による確認を行わなかったことにあります。現在、いただいたご指摘も踏まえ、専門家・校正者の協力のもと全ページの内容確認を行っており、今後は以下対応を進めて参ります。
まずは2022年11月末を目途に、「① 事実と異なる記述および誤植」に関する正誤表を弊社のホームページに掲載し、準備が整い次第、販売する書籍にも別紙正誤表を挿入します。次に、「② 学術的な知識の誤りや著者の解釈による不適切な文章表現」に関しましては、複数の専門家の確認を行いながら学術的知見と整合性がとれた文章表現、注釈や補足説明、参考文献の追加等を検討し、本書改訂版の制作を進めます。
本書に関してご批判とご指摘を下さった皆様には、本書の問題点に気づくきっかけをいただき、また自分たちの未熟さを痛感させていただき、今後の姿勢を正す契機をいただいたことを、心より感謝申し上げます。
弊社が『進化思考』の出版を決めた背景には、太刀川氏の「誰しもが創造性を発揮することができると信じている。生物の進化からヒントを得たその思考法を自分だけに閉じるのではなく、広く社会に伝えて世の中に貢献したい」という想いに共感し、応援したいという気持ちがあります。一方で、本書が一般の人に向けた創造的な思考法に関する本であるとはいえ、学術上の知識を援用する場合、その正確性や信頼性をないがしろにしてよいとは考えておりません。
今回の教訓を本書に留まらず、今後出版するすべての本に活かし、みなさまの信頼を回復し、社会に必要とされる出版社になるよう日々の活動を積み重ねたいと考えております。
2022年9月16日
海士の風 代表 阿部裕志
取締役/広報担当 長島威年